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Genspectの医療情報・翻訳 /思春期ブロッカー/二次性徴抑制療法


社会的トランスは、トランスジェンダーとしてのアイデンティティの持続と相関している。


社会的トランス(名前、代名詞:he/she等、服装、トイレの使用方法の変更)は、トランスジェンダーとしてのアイデンティティの持続と相関している。

性同一性障害児(dysphoric children)に思春期ブロッカー を使用した最初の開拓者であるオランダの小児トランス医(Pediatric transition doctors)たちは、社会的トランス(Social transition)は若者のジェンダー・アイデンティティに関する持続性の亢進と相関していることを観測[1]。故に、彼らは思春期前の社会的トランスに警戒を促した。

別の論文[2]では、社会的トランスが行われた思春期では、性同一性障害(gender dysphoria:ジェンダー違和)がより持続すると指摘、そのため、社会的トランスは「医原性(iatrogenic)として特徴づけられる可能性のある心理社会的介入」、つまり治療そのものによって引き起こされる医学的問題であると主張している。

女児よりも男児の方が、子供の社会的トランスと持続性に強い相関があることが判明した証拠 [3]もある。

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REFERENCES

[1] de Vries, A. L., & Cohen-Kettenis, P. T. (2012). Clinical management of gender dysphoria in children and adolescents: The Dutch approach. Journal of Homosexuality 59 (3): 301–320. [Link]

[2] Zucker, K. J. (2019). Debate: Different strokes for different folks. Child and Adolescent Mental Health 25(1): 36-37. [Link]

[3] Steensma, T.D., McGuire, J.K., Kreukels, B.P., Beekman, A.J. & Cohen-Kettenis, P.T. (2013). Factors associated with desistence and persistence of childhood gender dysphoria: a quantitative follow-up study. J Am Acad Child Adolesc Psychiatry. 52 (6): 582-90. [Link]